デジタル遺産

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少し前の、NHKの番組で特集されていた事項になります。

皆様、「デジタル遺産」というキーワードを聞いたことはありますか?

これは、亡くなった方が遺族に残す遺産になるのですが、形として残らず、コンピュータの電子ファイル(電子情報)として残る遺産のことをいうようです。

例えば・・・

  • 生前に撮影していたデジタルカメラ画像のファイル
  • 生前に各種ファイルを保存していた各種媒体(CD-R/DVD-R/USBメモリ/ポータブルハードディスク)
  • 生前に契約していたWebサービス(AppStoreやGooglePlayでの購入資産/ネットサービス契約 など)
  • 生前に使用していたサービスへログインするためのユーザーID/パスワード
  • 生前に使用していたコンピュータへログインするためのユーザーID/パスワード

例:私の作業PC周辺に存在していた記憶媒体の一部
mediadake

これらの電子ファイル(電子情報)が「デジタル遺産」といわれ、当然ですが故人が無くなった後に遺族に引渡し(もしくは発見)されることになります。

そして、番組で問題提議されていたのが、これらの「デジタル遺産」は亡くなった後に、見つけにくく、整理しにくい。ということでした。

とある方の例だと、故人が無くなって数ヶ月の時間を要して、故人が残したデジタルカメラ画像を整理することが出来たそうです。その原因は、遺された電子ファイルの記憶媒体の種類(SDカード、CD-R、DVD-R、UDBメモリ、他)が多く、かつその所持個数も多く、さらにそれら記憶媒体の場所が不特定多数ということで整理が大変だったとのことです。

また、別の方の例だと、Webのクラウド保管サービスのログインIDとパスワードが判らなかったために、クラウド保管サービスに保管されている情報を引き出すことが難しい状況に陥ったとのことでした。この方の場合、まだ故人がクラウド保管サービスを使用していた事実を知ることが出来たわけですが、人によっては故人がクラウド保管サービスを使用していることを知らず、そのままクラウド保管サービス内の情報が行方知らずになるということもありえるわけです。

これを読まれている読者方々は、まだまだ「あちらの世界」に逝かれる予定は無いと思われますが・・・

一応です。くどいですが一応ですよ。
デジタル遺産といわれる電子ファイルや電子情報を、遺族となる方々に遺すために整理整頓をしておいた方が良いとおもいますよ。

特に、Web上の有料契約は、遺族が速やかに解約手続きを行えるように、どこかに一覧を残しておくべきです。そうしないと、遺族が何もしらずに有償サービスを支払い続けることになるかもしれません。

読者方々によっては、遺族に見られず忘却されたい「あんな電子情報」や「こんな電子情報」もあるかもしれませんが、一応の準備を考えてみてはいかがでしょうか?(苦笑)

 

ちなみに、私は少し早い(苦笑)ですが、この話を機に「エンディング・ノート」を書き始めました。
endnote

何でも準備は大事ですよ~~ (^_^;)